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2014年2月 4日

ロゼットで冬を越す植物 ~2月4日版~

この日は前日までの暖かさから一転して、真冬の寒さに逆戻りしてしまいました。
 
落葉樹は葉を落として冬芽で寒さに耐え、草は地下茎や種、球根などで冬を越すものがたくさんある中、地面に葉を出したまま越冬する草があります。
 
そうした草の中で、地表に葉をぴったりつけて放射状に広げる形で越冬するものがあり、そのようなスタイルのことを、形をバラの花に見立ててロゼットと呼びます。
 
ロゼットで冬を越すと、葉の上に直接霜が降りるなど厳しい寒さにさらされますが、暖かくなった時にすぐ成長できるため、日当たりのよい高い位置を、種や地下茎などより早く占有できるという利点があります。
 
典型的なロゼット型以外にも、寒風を避けて低い位置で越冬する草も多いです。
 
では、この日の小山内裏公園で見つかった草のロゼットを紹介いたします。 
小山内裏公園140204キランソウ.JPG キランソウ 日当たりがよく高い草が茂らない場所に生えます。鮮やかな紫色の花が主に春咲きますが、夏以降も断続的に咲くことがあります。越冬時以外もロゼット型をしています。葉や茎は毛深いです。 
小山内裏公園140204オニタビラコ.JPG オニタビラコ やや林に近い場所に多く、石垣の合間などにも生えます。長い花茎の先の方にタンポポを小さくしたような黄色い花が主に春に咲きますが、断続的に夏以降にも咲きます。越冬時の葉は赤みを帯びていることが多いです。 
小山内裏公園140204ウラジロチチコグサ.JPG ウラジロチチコグサ 葉は裏が白く、へりに鋸歯(ぎざぎざ)がありません。花弁のない地味な花が初夏から夏に咲きます。南アメリカ原産で、繁殖力が旺盛です。 
小山内裏公園140204ヘラオオバコ.JPG ヘラオオバコ 葉がヘラのようなのでこの名があります。長い柄の先に咲く花は地味ですが、白いおしべが目立ちます。花期は4月後半から秋にかけてで、人に踏まれる場所に多く生えます。 
小山内裏公園140204カントウタンポポ.JPG カントウタンポポ 日本在来のタンポポで、園内にはたくさんあります。花は主に春咲きますが、夏以降も咲くことがあります。 

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